医療安全対策講習会に参加しました

令和5年7月29日、名古屋市医師会医療安全対策講習会に参加しました。

「静脈穿刺と神経損傷~医療安全管理の観点より~」
中東遠総合医療センター 整形外科・手外科センター 石井久雄先生

今回は、上記のテーマで講演を聞かせていただきました。当院でも血液検査をさせていただくことがありますが、採血時に「手がしびれたりしていませんか?」と聞かれた経験があるかと思います。

神経に針かあたってしまった場合、採血後に手にしびれが残ってしまうことがありますが、その神経症状は3~6か月程度で必ず治るそうです。また、その間の過ごし方としては、過度に手を使うことを避けるのではなく、普通に手を使って過ごした方が良いそうです。

しびれ以外にも、万が一、麻痺や腫脹など気になることがあった場合には、神経外科に受診して欲しいとのことでした。患者様の中には、「採血をすると気分が悪くなる」など採血が苦手な方もいらっしゃるかと思います。

採血時は、患者様に負担にならないよう、また、出来る限り上記のようなことが起こらないよう注意して行いますので、何か不安なことがありましたら医師・看護師に遠慮なくお伝えください。