ボルキオキセチン勉強会を行いました。
令和4年4月14日、福智クリニックにてうつ病の治療薬ボルキオキセチンの勉強会を行いました。
うつ状態になるとノルアドレナリンやドパミンの分泌量が低下し、楽しいことを楽しいと感じなくなったり、悲しいことを悲しいと感じなくなったりする"エモーショナルブランティング"というものが出現します。
ボルキオキセチンは"エモーショナルブランティング"に働きかける薬で、個人の意欲や認知機能を向上させる働きがあり、QOL(生活の質)の向上やリカバリーに繋がるお薬となっています。
また個人差はありますが、離脱症状が出づらく、服薬時間に制限がないため、患者さんの意向や生活リズムに合わせて服用できることなどがメリットとしてあげられるそうです。
今回取り上げたボルキオキセチン以外にもうつ病の治療薬はありますので、ご自身に適した薬を選択して頂けたらと思います。
何か気になることなどありましたら診察などで医師にご相談下さい。