パリペリドンLAIの特徴や使用方法について勉強会が行われました
令和3年4月1日福智クリニック医局にて、パリペリドンLAIの特徴や使用方法について勉強会が行われました。
環境や時代、ニーズに合わせて薬の形は変化してきました。LAIとは持続性注射剤のことを言い、1回の注射で内服薬と同等の効果が2週間~1ヶ月の効果がみられるお薬になります。
服薬アドヒアランス(適切なタイミングに適切な量の服薬を続けること)を保つのに適しており、飲み忘れなどを防止できるため、病状悪化を防ぐことができ、病状が安定するため、社会復帰がしやすくなります。
治療開始後の就労状況を調べた調査では、休職中の患者数が減り、作業所など就労施設の利用が増えたとの報告があります。
LAI(持続性注射剤)を使用するにあたって、個々の状態に合わせて、より自分に適した薬や剤形を選択し、明確な目標設定をすることが大切であると改めて確認することができました。
もしLAI治療に少しでも興味や関心などございましたら、医師やスタッフに気軽にご相談下さい。