パリペリドン勉強会に参加しました
令和2年1月16日(木)福智クリニックにてインヴェガ(パリペリドン)勉強会を行いました。
インヴェガ(パリペリドン)には下記の2つの特徴があるそうです。
- リスペリドンの代謝物であるため、併用薬の影響を受けにくい。
- OROSという剤形を使っている。
OROS(Osmotic controlled-Release Oral delivery System)とは、浸透圧を利用して有効成分が少しずつ溶け出すように作られているものです。そのため、血中濃度が安定しやすく、朝食後に服用することで日中の変動を少なくすることができるそうです。
また、体重増加や眠気、鎮静などの副作用も比較的抑えることができるとのことでした。このOROSという剤形は、コンサータ(メチルフェニデート)にも使われているそうです。
お薬にはそれぞれに特徴があり、その人の症状やライフスタイルに合ったお薬を選んでいくことが大切です。何か気になることがありましたら、いつでもご相談下さい。