令和元年11月23日(土)~11月24日(日)日本精神障害者リハビリテーション学会第27回大阪大会に参加しました。

日本精神障害者リハビリテーション 大会初日のサテライト企画・研修セミナーについては業務上の都合により参加できませんでしたが、23日は来年の愛知大会のための見学・打合せを中心に行い、24日は自身の参加したいプログラムを聴講してきました。

 教育講演において「性の多様性について」最近の状況についての話を伺い、普段の業務の中で直接支援にかかわることは少ないものの考え方については知識の更新が必要であることを感じました。

セクシャル・マイノリティの活動が活発な地域は必ずしも先進的なわけではなく、差別や偏見が根強いために活動が活発なのであり、一歩その活動の外に出ると身の危険もありうるという話は、性の多様性に関することだけではなく、啓発活動の必要性ということ自体について考えさせられました。

日本精神障害者リハビリテーション 学会シンポジウムでは研究と実践をどうつなぐのか、というテーマでシンポジストの4名の方の話を聞き、司会・リフレクティングメンバーの方も含めたやり取りが行われました。

より良い実践を行っていくためには研究視点も必要であること分かりますが、現場では両立していくことはどこでも苦慮していることなのではないかと思います。今後もこういった機会は持ち続ける必要があると感じました。

 来年は、当法人理事長 福智寿彦が大会長を拝命し、愛知大会を行うことが決定しました。まだ取り掛かり始めたばかりですが、今後HPを立ち上げ掲載していく予定ですので整い次第お知らせいたします。

<次回開催予定>
日程:令和2年11月21日()~11月23日(
場所:愛知医科大学を予定しております

是非ご参加をお願いいたします。